【募集】参加者の募集:九州中部地方(大分県・熊本北部)のサル分布調査
以下、ニホンザルワーキンググループより調査参加者の募集です。
九州北部および中部地方のサルの分布は現在、不明な部分が多く情報が不足しています。
環境省の特定鳥獣管理計画ガイドライン2024版では、分布の分断が著しい地域個体群の絶滅が危惧される地域個体群(要配慮地域)に指定しています。大分県と熊本県に生息するサルの地域個体群も要配慮地域に指定されています。
しかし、情報不足のため絶滅の危険度は不明な状況であり、情報収集が急務となっています。
そこでニホンザルワーキンググループは、今年7月、九州北部調査を実施し保護管理に重要な情報収集を行うことができました。引き続き大分県、熊本県北部において分布調査を実施します。日本霊長類学会(担当 保全福祉委員会)共催の調査です。
会員の皆さま、特に学生さん、若手会員を中心に調査を手伝っていただける調査員を募集します。
<調査期間>
令和6年10月19日〜10月25日
<調査地域>
大分県(中津市、玖珠町、大分市、別府市、由布市、佐伯市、津久見市、臼杵市、豊後大野市)熊本県、山都町、高森町、南阿蘇村、大津町ほか)(予定)
*調査の進捗状況によって調査地を変更する場合があります
<調査手法>
踏査および聞き取り。こちらで準備したルート(林道または農道)を歩いてサルの痕跡収集、地域住民にインタビューして情報収集します。
<参加資格>
特にこれまでの調査の経験や知識は問いません。未経験者は調査初日、経験者に同行してもらい研修を実施する場合があります。
<費用>
学生さんの場合には、交通費・宿泊費はこちらで負担します。ただし交通費の支払額は上限があり、遠隔地から参加の場合は一部負担となる可能性があります。社会人の方は原則自費での参加をお願いしています。
<募集人数>
15名程度(先着順、学生、特に全日参加者を優先します)
<持ち物>
山を歩ける靴(スニーカー)、雨具、宿泊アメニティ。持っている方は、双眼鏡を持参ください。
<宿泊先>
大分県立香々地青少年の家 大分県豊後高田市香々地515(調整中予定)
大分県立九重青少年の家 大分県玖珠郡九重町大字田野204-47(調整中予定)
ほか宿泊施設調整中
<応募>
氏名、所属、連絡先、参加日程、学生の場合補助希望の有無を記載の上、森光由樹(morimitsu[at]wmi-hyogo.jp)までメールでお申し込みください。
<応募締切日>
10月4日(金)