中学・高校生発表
日本霊長類学会では、中高生に研究者や学生との交流を通じて霊長類学に関心をもってもらうことを目的として、第32回鹿児島大会より、中高生によるポスター発表を導入しました。参加した生徒の皆さんの今後の励みとしてもらうとともに、会員と中高生の交流を促進するため、会員による審査を行い、優れた発表を表彰しています。第32回大会と第33回大会では大会実行委員会が主催していましたが、第34回大会からは学会の事業として行っています。
日本霊長類学会第40回大会(2024年7月13日、東京エレクトーンホール宮城)
※ 優秀発表賞(同点2校)
YP01 クロミミマーモセットのペアにおける雌雄間の近接と性行動の関係
櫻井美月、福家七穂(南山高等学校女子部)
YP02 カラスによる鳥害に生態調査の観点から迫る
内藤恭子、横山穂乃(宮城県古川黎明高等学校)
YP03 多摩丘陵におけるムササビの分布と環境要因■【最優秀発表賞】
内藤真那人、早見大翔(中央大学附属高等学校)
YP04 ジェフロイクモザルの尾の使い方の左右差について■【優秀発表賞】
関舞子(愛知県立明和高等学校)
YP05 飼育ジェフロイクモザルの集団内コミュニケーションについて■【優秀発表賞】
林美花(愛知県立明和高等学校)
YP06 明度の違いによる色の識別能は色相によってどのように異なるか?
菊池姫乃(文京学院大学女子高等学校)
YP07 日常生活における自転車と睡眠の質の関係性
岡田淳平、内田満月、中島凜(熊本県立宇土中学校・宇土高等学)
日本霊長類学会第39回大会(2023年7月8日、兵庫県民会館)
※ 優秀発表賞(同点2校)
YP01 ワカモノ期におけるオスチンパンジーの母子分離■【優秀発表賞】
寺尾彰人(東山高等学校)
YP02 日本モンキーセンターにおけるボリビアリスザルのオトナ個体の関係性■【優秀発表賞】
関口遥、渡辺葵(南山高等学校女子部・霊長類学入門)
YP03 人の声に含まれる倍音と聞き手が受ける印象についての考察■【最優秀発表賞】
横山史織(神戸大学附属中等教育学校)
YP04 宝塚歌劇団における顔と名前の関連性
田中菜々美(神戸大学附属中等教育学校)
YP05 ウミウとカワウを比較する
大野孝斗、山内健心、津田涼榎、濱口天弥(岐阜県立関高等学校)
【実践活動報告 ※ 主催:第39回日本霊長類学会大会実行委員会】
※ 最優秀発表賞(同点2校)
YP06 丹波篠山市の獣がい対策~放任柿の早期収穫とその利用~■【最優秀発表賞】
長澤颯希、西田光澄、坂本光希、永井涼太(兵庫県立篠山東雲高等学校)
YP07 ボルネオ島の森林減少がオランウータンの生息数に与える影響についての研究■【最優秀発表賞】
田路獅誠、池田智裕(舞子高校・環境防災科)
YP08 地域の特産品を野生動物から守る~丹波篠山市大山小学校の取組~
大山緑の少年団(丹波篠山市立大山小学校)
第76回日本人類学会大会・第38回日本霊長類学会大会連合大会(ASN-PSJ 2022)
(2022年9月18日、京都産業会館ホール)
P-H01 行動観察からみた飼育ウミウの社会関係
金谷旺次朗、馬場壮志、北川愛莉、福田王子、大野孝斗、山内健心、津田涼榎、濱口天弥、三輪玲温(岐阜県立関高等学校)
P-H02 お餅を食べた後のアクエリアスはなぜ苦いか?
鞍貫心美、佐藤夏妃(東京都立国分寺高等学校)
P-H03 効果的な注意方法についてのガイドライン
鈴木史麿(東京都立国分寺高校)
P-H04 ネパール料理店の一般市場への進出の可能性 -大久保地域におけるネパール人エスニック・ビジネスの現状分析-
吉田千晴(渋谷教育学園渋谷高等学校)
P-H05 犬はなんと鳴いている? 人間と音とオノマトペ
能勢あすか(渋谷教育学園渋谷高等学校)■【最優秀発表賞】
P-H06 高崎山に生息するサルのストレス行動の要因
岩永航、池田太陽、岩屋円、大津華奈、斎藤智亜、鈴木麻希(大分県立大分舞鶴高等学校)■【優秀発表賞】
日本霊長類学会第37回大会(2021年7月17日、岡山理科大学 オンライン大会)
HP01 午睡 ウトウトタイム が及ぼすストレスマーカーを用いたストレス変化の関係性
小﨑友裕、荒尾想太、江副愁人(熊本県立宇土中学校・宇土高等学校)
HP02 カフェインが及ぼす睡眠への影響
星野未来、本村美月、阿部友杏、上野古都(熊本県立宇土中学校・宇土高等学校)■【最優秀発表賞】
HP03 マガーク効果における視覚と聴覚の知覚のゆらぎ
藤木泉(東京都立国分寺高等学校)
HP04 同調圧力はなぜ存在するのか?
牧鶴翔大(東京都立国分寺高等学校)
HP05 ヒトの子どものナッツ割り行動
木村陽向、井上寧々、岩田悠市、神谷杏奈、小森弘貴、永坂知也、古田萌恵、山内虎太郎(岐阜県立関高等学校)
HP06「リスザルの島」のボリビアリスザルは温度や日光と関連して行動するのか
佐藤美奈子、杉浦朱李、片山和香、清水実有(南山高等・中学校女子部)
HP07 餌付けニホンザル群におけるブレンド餌の効果
神田大雅、岸航大、柴﨑壮平、鈴木隆太、野田遥希(大分県立大分舞鶴高等学校)■【優秀発表賞】
HP08 チンパンジーとボノボとの出会い~熊本サンクチュアリにて~
三上隆太、町田悠太、井野元隆司(関東学院中学校高等学校)
HP09 有機汚染物質による鳥類への残留実態
村上颯麻(愛媛県立今治西高等学校)
HP10 メダカの形質遺伝について探る
越智勇成(愛媛県立今治西高等学校)
日本霊長類学会第36回大会(2020年12月5日、中部大学 オンライン大会)
H01 教室内の順位制 -スクールカーストとヒトの本性についての考察-
荒川葉(東京都立国分寺高等学校)■【優秀発表賞】
H02 ヒトの心性と神社空間 -神社空間でヒトが和みを感じる理由を考える-
河野美羽(東京都立国分寺高等学校)
H03 ヒトの子どもとチンパンジーのナッツ割り比較
木村陽向、井上寧々、岩田悠市、神谷杏奈、小森弘貴、永坂知也、古田萌恵、山内虎太郎(岐阜県立関高等学校)
H04 なぜ「リスザルの島」のボリビアリスザルは高所によくいるのか ~サルの位置と温度、日光との関係~
片山和香、佐藤美奈子、清水実有、杉浦朱李、滝千鶴、豊田紗帆(南山高等学校女子部)
H05 飼育ジェフロイクモザルの取っ組み合い行動
上田菜名穂、臼井瑞穂、原陽南乃(愛知県立明和高等学校)■【最優秀発表賞】
日本霊長類学会第35回大会(2019年7月13日、熊本市国際交流会館)
※ 最優秀発表賞(同点2校)
HP01 α個体の死によるニホンザルの「鳴き交わし」の変移 ―披露山公園特有行動の発現について―
高橋伶佳(東洋英和女学院高等部)
HP02 高崎山ニホンザル群におけるスキャンサンプリング法の有効性
衛藤聡太、岩永柊(大分県立大分舞鶴高等学校)
HP03 高崎山ニホンザル群における雌雄のグルーミング行動の比較
上野真穂、湯浅篤文(大分県立大分舞鶴高等学校)■【最優秀発表賞】
HP04 江津湖におけるコサギ Egretta garzetta の生態 ~漁法と採食効率、就離塒行動について~
内田周作、卜部友伸、山形美薫、中村芙布花、塚本樹、勇俊輔、日野耀介、春日千風(真和高等学校)■【最優秀発表賞】
HP05 採食エンリッチメントの設置がチンパンジーの行動に与える影響
竹本楓、石原向日葵(熊本県立第二高等学校)
HP06 午睡“ウトウトタイム”をとることで作業効率が向上する
東田龍弥、福島滉大、伊藤出海、小林尚太郎、近藤玄崇(熊本県立宇土中学校・宇土高等学校)
HP07 動物園のゴリラ群における個体間関係の変化とゴリラの成長
片岡幸大、藤根寛也、小川智司、加藤翔紀、柘植幹大、渡邊みき、酒井雄万、酒向由芽、山田珠実、小川果枝、熊﨑真南風、竹山翔(岐阜県立関高等学校)
日本霊長類学会第34回大会(2018年7月14日、武蔵大学江古田キャンパス)
HP01 高崎山ニホンザルの利き手に関する研究
甲斐達也、山口勝人(大分県立大分舞鶴高等学校)
HP02 京都市動物園における霊長類学初歩実習の活動報告:北野高校の取り組みⅥ
江草安珠、奥村穂、川畑明子、川本明穂、工代剛、森田真白(大阪府立北野高等学校)
HP03 京都市動物園における霊長類学初歩実習の活動報告:関西大倉高校の取り組みⅥ
小原瑠菜、剱持有輝、平田浩太郎、森悠一朗(関西大倉高等学校)■【優秀発表賞】
HP04 ボリビアリスザルの infant handling
大久保直美、近藤紫、平川歩(南山高等・中学校女子部)
HP05 育児放棄されたハヌマンラングールの成熟個体との個体間距離の変化
元永康誠、大塚碧斗、加藤理子、宮島聡汰(山口県立宇部高等学校)
HP06 血縁の有無がオランウータンの母子関係に与える影響
黒田峻平、川上礼志郎、本田豊、山根柊聖、越川峻乃介(海城中学高等学校)■【最優秀発表賞】
HP07 オランウータンとチンパンジーの玩具利用行動の比較
沼田一心、伊藤太郎、田村祐也、黒田峻平(海城中学高等学校)
HP08 動物園のゴリラ群における個体間関係の変化とゴリラの成長
兼松宜弘、大田裕介、三尾海斗、片岡幸大、藤根寛也、小川智司、加藤翔紀(岐阜県立関高等学校)
日本霊長類学会第33回大会(2017年7月16日、コラッセふくしま)
SP01 会津メダカから見る遺伝的攪乱~ご当地メダカを守れ~
横山思実(福島県立会津工業高等学校)
SP02 高崎山のサルはヒトをどう見ているのか?餌付けされたニホンザルのヒトに対する行動分析
前山葵、松中円来(大分県立大分舞鶴高等学校) ■【最優秀発表賞】
SP03 オランウータンの代理母は子供の面倒を見るのか?
川上礼四郎、伊藤太郎、本田豊、黒田峻平(海城中学高等学校) ■【優秀発表賞】
SP04 動物園のゴリラ群における個体間関係の変化
石川道春、芝辻奈那保、大田裕介、兼松宜弘、三尾海斗(岐阜県立関高等学校)
SP05 動物園におけるオランウータンの玩具の利用
黒田峻平、荒井勇次郎、田村祐也(海城中学高等学校)
日本霊長類学会第32回大会(2016年7月16日、鹿児島大学 学習交流プラザ 学習ラウンジ1)
SP01 南日本における港のアリの地域間比較
新有留茜、藤田祥帆、下園桜、村尾亮太(池田学園池田高等学校)■【鹿児島県教育委員会賞】
SP02 シャバーニの配慮とキヨマサの成長
後藤宏文、小川修平、木村岳瑠、宮尾結衣、船戸乃吏佳(岐阜県立関高等学校)
SP03 ニホンザル乳児の授乳時における乳首の選好性について
金沢優真(京都府立洛北高等学校)
SP04 アカマタとヒメハブの出現状況および体サイズについて
星野蒼一郎(鹿児島県立大島高等学校)
SP05 ニホンザルの餌付け群と野生群におけるグルーミングの機能の相違
吉田創志(NPO法人京田辺シュタイナー学校)
SP06 屋久島方言で鳴くツクツクボウシの正体を探る!~大隅諸島の昆虫相に今も残る幸屋火砕流の爪痕?~
有村笑、遠藤あいり、片平丈己、中村瑠磨、大漉雄太、永田征也(鹿児島県立国分高等学校)■【最優秀発表賞】
SP07 京都市動物園における霊長類の行動観察: 北野高校の取り組みⅢ
乾真子、小野日菜子、島亜梨沙、宗田夏帆、幸野立奈(大阪府立北野高等学校)
SP08 動物園におけるオランウータンの行動特性
黒田峻平、伊藤太郎(海城中学高等学校)
SP09 ニホンザル群におけるグルーミングの影響~高崎山群と幸島群の比較~
牧尚澄、古田朋綺、金田海愛(大分県立大分舞鶴高等学校)
SP10 哺乳類の体毛の構造の多様性から見えてくる霊長目の体毛の内部構造と保温性の関係
畠山純、久世千寿宝(千葉市立千葉高等学校)
SP11 京都市動物園における霊長類の行動観察:関西大倉高校の取り組みⅢ
青山波可、黒田将生、角田芙美、友田珠代(関西大倉高等学校)■【優秀発表賞】
SP12 伊豆大島の植生遷移とアリの関係
丸山以音、膳若菜、後長加奈絵、安川優紀(東京都立国分寺高等学校)
SP13 伊豆大島の遷移における土壌動物の推移
勝島可奈子、近藤美波、遠藤五葉(東京都立国分寺高等学校)
SP14 「リスザルの島」におけるボリビアリスザルの一日の活動時間割合
大久保直美、小栗乃衣梨、他10名(南山高等・中学校女子部)
SP15 ニホンザルのアカンボウに優劣はあるのか
小栗乃衣梨、寺澤奈那、他16名(南山高等・中学校女子部)
SP16 霊長類の一側優位性についての研究
伊藤真奈、大久保花倫、重定香里、島田佳奈、矢野日佳梨(熊本県立北高等学校)