日本霊長類学会優秀発表賞の受賞者一覧
第40回日本霊長類学会大会 優秀発表賞
於 東京エレクトーンホール宮城
【最優秀発表賞(口頭)】
■ 豊田直人氏(京都大学・ヒト行動進化研究センター)
「ロリス類とガラゴ類の進化に関する脳函エンドキャストの形態学的研究」
【最優秀発表賞(ポスター)】
■ 長原衣麻氏(信州大学)
「行動観察および糞中 DNA 解析による、上高地ニホンザルの採食する昆虫相の解明」
【優秀発表賞(口頭)】
■ 櫻屋透真氏(朝日大学・歯学部)
「ヒトとオランウータンにおける足趾屈筋群の比較解剖学的研究」
【優秀発表賞(ポスター)】
■ 稲穗太一氏(合同会社東北野生動物保護管理センター)
「行政データを利用した野生ニホンザルの群れの生活史パラメータの推 定とその短期的な将来予測」
発表・審査状況
エントリー:口頭10件、ポスター9件
大会参加者のうち、学位取得後3年以上のものが審査員の資格を持ち、各演題について5段階の評価を行った。
第18回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第39回日本霊長類学会大会(兵庫県民会館)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 豊田直人(京都大・ヒト研)
「曲鼻猿類の脳函エンドキャスト形態における多様性と進化のパターン」
共同研究者:西村剛
【 優秀口頭発表賞 】
■ 伊藤滉真(東京大・理)
「ゴリラのナックルウォーク分析のための三次元動作計測システムの構築」
共同研究者:田中正之、吉田信明、荻原直道
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 半沢真帆(京都大・理)
「パタスモンキー単雄群における雌雄間距離の調整の性差」
共同研究者:森光由樹
【 優秀ポスター発表賞 】
■ Boyun LEE(京都大・生態研)
「Patterns and effects of reactions to handling by infant Japanese macaques in Yakushima」
共同研究者:Takeshi Furuichi
■ 八鍬聖(京都大・野生動物)
「コモンマーモセットにおけるミエリン形成に関わる遺伝子の多型とパーソナリティの関連」
共同研究者:横山ちひろ、林拓也、武田千穂、川崎章弘、Alexander WEISS、井上-村山美穂
■ 北山遼(北海道大・環境科学)
「カリンズ森林のブルーモンキー集団におけるオトナオス2頭による群れの乗っ取りとその後の共存」
共同研究者:橋本千絵
発表・審査状況
エントリー:件(口頭12件、ポスター6件)
審査員:口頭 30名、ポスター 7名
1演題の審査員数:口頭 21~29名、ポスター 4~6名
審査基準:5段階評価
※ 各演題について審査員の平均で評価
審査員(五十音順)
荒川高光、伊藤詞子、井上英治、江村健児、太田博樹、大谷洋介、岡本暁子、勝野吏子、河村正二、菊池泰弘、座馬耕一郎、島田将喜、清水大輔、下岡ゆき子、鈴木滋、高井正成、高野智、竹ノ下祐二、田中正之、谷口晴香、徳山奈帆子、中村紳一朗、中村美知夫、西村剛、早川卓志、半谷吾郎、保坂和彦、松本卓也、矢野航、山田一憲
第76回日本人類学会大会・第38回日本霊長類学会大会連合大会(ASN-PSJ 2022) 優秀発表賞
於 第76回日本人類学会大会・第38回日本霊長類学会大会連合大会(ASN-PSJ 2022)(京都産業会館ホール)
【最優秀発表賞(口頭)】
■ 根岸拓生氏(東京大学・大学院理学系研究科)
【最優秀発表賞(ポスター)】
■ 豊田直人氏(京都大学・ヒト行動進化研究センター)
【優秀発表賞(口頭)】
■ 中村冠太氏(京都大学・ヒト行動進化研究センター)
【優秀発表賞(ポスター)】
■ 川田美風氏(京都大学・大学院理学研究科)
口頭発表審査員(五十音順)
五百部裕、河野礼子、篠田謙一、高井正成、田中正之、中務真人、中山一大、平崎鋭矢、森光由樹
ポスター発表審査員(五十音順)
安達登、今井啓雄、小野文子、海部陽介、河村正二、川本芳、菊池泰弘、木村亮介、国松豊、久保大輔、久保麦野、坂上和弘、澤田純明、下岡ゆき子、鈴木滋、鈴木敏彦、竹中正巳、辻大和、鍔本武久、中野良彦、中村紳一朗、萩原康雄、保坂和彦、森田航
※ 連合大会独自の賞。若手研究者による優れた発表を表彰。
※ 対象者はいずれかの学会の正会員で、大学院学生および大会最終日時点で学位取得後5年未満の者のうち、本人により応募した者。
※ 審査員は両学会から選ばれた。
※ 第17回日本霊長類学会優秀発表賞と同等の賞とみなす。
第16回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第37回日本霊長類学会大会(岡山理科大学・オンライン大会)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 田村 大也(京都大・理)
「野生ニシローランドゴリラにおける社会変動後に形成された単雄群の血縁構造」
共同研究者:井上英治、藤田志歩、Etienne François Akomo-Okoue、Chimène Nze Nkogue、坪川桂子、Ghislain Wilfried Ebang-Ella、Lilian Mangama Koumba-Kokumba、Patrice Makouloutou Nzassi、Paul Yannick Bitome-Essono、Fred Loïc Mindonga-Nguelet、安藤智恵子、竹ノ下祐二
【 優秀口頭発表賞 】
■ 山口 飛翔(京都大・理)
「金華山島の野生ニホンザルにおいて群れ外オスの攻撃がメスに及ぼす影響の検討」
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 半沢 真帆(京都大・理)
「屋久島のニホンザルにおける群間エンカウンター: 誰が前線に参加し何の交渉に関与するのか?」
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 武 真祈子(京都大・霊長研)
「『種子食者』と『昆虫食者』は異なる基準で果肉を選択する」
共同研究者:Aparecida Bitencourt、Euziane Saunier、Rogério Jesus、Aline M. Rodorigues、Hector HF. Koolen、Adrian A. Barnett、Wilson Spironello、湯本貴和
発表・審査状況
エントリー:13件(口頭5件、ポスター8件)
審査員:口頭 34名、ポスター 28名
1演題の審査員数:口頭 28~32名、ポスター 20~26名
審査基準:5段階評価
※ 各演題について審査員の平均で評価
審査員(五十音順)
井上英治、五百部裕、今井啓雄、川添達朗、河村正二、菊池泰弘、清野未恵子、郷康広、河野礼子、佐藤宏樹、座馬耕一郎、下岡ゆき子、鈴木滋、高畑由起夫、竹ノ下祐二、田中正之、谷口晴香、中川尚史、中野良彦、中村紳一朗、西村剛、林美里、半谷吾郎、東濃篤徳、藤田志歩、保坂和彦、本郷峻、松阪崇久、松田一希、村山美穂、森光由樹、山越言、山田一憲、山梨裕美
第15回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第36回日本霊長類学会大会(中部大学・オンライン大会)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 櫻屋 透真(神戸大・保健)
「霊長類間の神経支配パターン比較に基づくヒトのヒラメ筋羽状筋部と足底筋における新たな系統発生学的仮説」
共同研究者:関谷伸一、江村健児、平崎鋭矢、荒川高光
【 優秀口頭発表賞 】
■ 天野 英輝(東京大・理)
「ヒトと大型類人猿における脳の正中矢状面形態比較」
共同研究者:荻原直道
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 清家 多慧(京都大・理)
「マハレ山塊国立公園のカンムリクマタカによる霊長類捕食」
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 豊田 有(中部大・創発)
「血縁度推定から見るベニガオザルのオス間連合形成の相手選択」
共同研究者:丸橋珠樹、川本芳、松平一成、Suchinda Malaivijitnond
発表・審査状況
エントリー:30件(口頭14件、ポスター16件)
審査員:口頭 38名、ポスター 39名
1演題の審査員数:口頭 21~35名、ポスター 15~34名
審査基準:5段階評価
※ 各演題について審査員の平均で評価
審査員(五十音順)
井上英治、五百部裕、今井啓雄、江村健児、太田博樹、大谷洋介、岡本暁子、加賀谷美幸、金森朝子、川添達朗、河村正二、川本芳、清野未恵子、栗原洋介、香田啓貴、河野礼子、小林秀司、櫻庭陽子、佐藤宏樹、澤田晶子、座馬耕一郎、下岡ゆき子、鈴木滋、高井正成、高野智、高畑由起夫、竹ノ下祐二、谷口晴香、時田幸之輔、中川尚史、中村紳一朗、早川卓志、半谷吾郎、東濃篤徳、藤田志歩、保坂和彦、本郷峻、松田一希、村山美穂、山田一憲、山梨裕美、横山ちひろ
第14回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第35回日本霊長類学会大会(熊本・熊本市国際交流会館)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 木下勇貴 (京都大・霊長研)
「二足歩行時の前額面における体幹姿勢調節:ヒト、シロテテナガザル、ニホンザルの比較」
共同研究者:後藤遼佑、中野良彦、平崎鋭矢
【 優秀口頭発表賞 】
■ 佐藤侑太郎 (京都大・野生動物)
「他者の痛みに対するチンパンジー・ボノボの生理反応」
共同研究者:狩野文浩、平田聡
■ 石塚真太郎 (京都大・霊長研)
「Pan属二種におけるオスの隣接集団間の遺伝的分化の比較」
共同研究者:竹元博幸、坂巻哲也、徳山奈帆子、戸田和弥、橋本千絵、古市剛史
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 櫻屋透真 (神戸大・保健)
「ワオキツネザルとヒトの下腿屈筋群における神経束解析を用いた支配神経分岐パターン比較―ヒラメ筋と足底筋に着目して」
共同研究者:荒川高光
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 糸井川壮大 (京都大・霊長研)
「葉食性キツネザルにおける苦味受容体TAS2R16の機能進化」
共同研究者:早川卓志、今井啓雄
発表・審査状況
エントリー:36件(口頭20件、ポスター16件)
審査員:56名(各発表4名)
審査項目:6項目×5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
足立薫、伊谷原一、井上英治、五百部裕、今井啓雄、上野将敬、牛田一成、岡本暁子、小川秀司、狩野文浩、川本芳、菊池泰弘、清野未恵子、
久世濃子、國松豊、郷康広、香田啓貴、河野礼子、齋藤慈子、坂巻哲也、座馬耕一郎、島田将喜、清水慶子、下岡ゆき子、杉浦秀樹、
鈴木滋、高畑由起夫、竹ノ下祐二、田中正之、土田さやか、友永雅己、中川尚史、中野良彦、中道正之、中村美知夫、西川真理、
西村剛、ハフマン マイケル A、早川卓志、林美里、半谷吾郎、平崎鋭矢、藤田志歩、藤野健、古市剛史、保坂和彦、マッキントッシュ アンドリュー、
松田一希、丸橋珠樹、三谷雅純、村山美穂、森村成樹、矢野航、山田一憲、山梨裕美、山本真也
第13回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第34回日本霊長類学会大会(東京・武蔵大)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 糸井川壮大 (京都大・霊長研)
「キツネザル類における苦味受容体TAS2R16の曲鼻猿類特異的変異による機能変化 」
共同研究者:早川卓志,橋戸南美,今井啓雄
【 優秀口頭発表賞 】
■ 豊田有 (京都大・霊長研)
「タイ王国に生息する野生ベニガオザルのオスの交尾戦略と繁殖成功」
共同研究者: 川本芳, 松平一成, 濱田穣, 古市剛史, Suchinda Malaivijitnond,丸橋珠樹
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 若森参 (京都大・霊長研)
「その「しっぽ」はバランサーになってますか?-尾椎形態比較からみたマカクの尾の機能-」
共同研究者:濱田穣
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 浅見真生 (京都大・霊長研)
「現生マカク属下顎第三大臼歯における形態解析に基づく化石遊離歯の種同定」
共同研究者:張穎奇,金昌柱,高井正成
発表・審査状況
エントリー:32件(口頭18件、ポスター14件)
審査員:49名(各発表4名)
審査項目:6項目×5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
足立薫、市野進一郎、井上英治、五百部裕、大橋岳、小川秀司、風張喜子、川添達朗、河村正二、川本芳、菊池泰弘、清野未恵子、久世濃子、國松豊、郷康広、香田啓貴、河野礼子、古賀章彦、後藤遼佑、齋藤慈子、櫻庭陽子、澤田晶子、座馬耕一郎、清水慶子、杉浦秀樹、鈴木滋、高野智、高畑由起夫、竹ノ下祐二、田中正之、辻大和、土田さやか、鍔本武久、友永雅己、中川尚史、中野良彦、中道正之、中村紳一朗、中村美知夫、林美里、半谷吾郎、平田聡、藤田志歩、松田一希、松村秋芳、村山美穂、矢野航、山田一憲、山梨裕美
第12回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第33回日本霊長類学会大会(福島)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 後藤遼佑(大阪大・人間科学)
「シロテテナガザルの二足歩行と垂直木登りにおける体幹・下肢筋シナジーの比較」
共同研究者:中野良彦(大阪大・人間科学)
【 優秀口頭発表賞 】
■ 田村大也(京都大・理)
「野生ニホンザルは堅いオニグルミをどのようにして割るのか?-取り出し採食と採食技術のバリエーション-」
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 土田さやか(京都府大・生環)
「ゴリラに共通する腸内乳酸菌の宿主による種内変異」
共同研究者:丸山史人(京都大・医)、Eddie W Mujjwiga(マケレレ大)、Pierre P M Nguema(フランスビル国際医学研究センター)、牛田一成(京都府大・生環)
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 野本繭子(京都大・理)
「嵐山餌付けニホンザルの体格関連因子について」
発表・審査状況
エントリー:33件(口頭14件、ポスター19件)
審査員:53名(各発表4名)
審査項目:6項目×5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
足立薫、伊谷原一、伊藤詞子、井上英治、五百部裕、上野将敬、漆原佑介、江木直子、大石高生、太田博樹、大西賢治、岡本暁子、小川秀司、風張喜子、河村正二、菊池泰弘、久世濃子、香田啓貴、古賀章彦、齋藤亜矢、佐藤宏樹、澤田晶子、座馬耕一郎、島田将喜、清水慶子、下岡ゆき子、白井啓、杉浦秀樹、鈴木滋、David Sprague、諏訪元、高井正成、高畑由起夫、竹ノ下祐二、竹元博幸、田中洋之、田中正之、鍔本武久、中野良彦、中村紳一朗、浜井美弥、林美里、平井啓久、平崎鋭矢、平田聡、藤田志歩、藤野健、保坂和彦、松田一希、森光由樹、矢野航、山田一憲、山梨裕美
第11回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第32回日本霊長類学会大会(鹿児島)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 栗原洋介(京都大・霊長研)
「屋久島海岸域に生息するニホンザルにおけるエネルギー収支の季節変化」
共同研究者:半谷吾郎(京都大・霊長研)
【 優秀口頭発表賞 】
■ 西栄美子(京都大・霊長研)
「ヒトとニホンザルにおける甘味感受性の比較」
共同研究者:筒井圭(京都大・霊長研)、今井啓雄(京都大・霊長研)
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 松本卓也(総合地球環境学研究所)
「離乳前後における野生チンパンジーの採食行動の発達変化」
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 鈴木-橋戸南美(京都大・霊長研)
「葉食適応を果たしたコロブス類の苦味受容体はどのように進化しているか」
共同研究者:早川卓志(京都大・霊長研、日本モンキーセンター)、辻大和(京都大・霊長研)、Laurentia Henrieta Permita Sari PURBA(ボゴール農科大)、Sarah Nila(ボゴール農科大)、Kanthi Arum WIDAYATI(ボゴール農科大)、Bambang SURYOBROTO (ボゴール農科大)、今井啓雄(京都大・霊長研)
■ 池田昌輝(北海道大・情報科学)
「旧世界ザルにおけるサルレトロウィルスの内在化に関する進化系統解析」
共同研究者:遠藤俊徳(北海道大・情報科学)、長田直樹(北海道大・情報科学)
発表・審査状況
エントリー:31件(口頭12件、ポスター19件)
審査員:50名(各発表4名
審査項目:6項目×5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
伊藤詞子、井上英治、五百部裕、大井徹、大西賢治、大橋岳、岡本暁子、岡本宗裕、風張喜子、川上文人、河村正二、川本芳、木下こづえ、久世濃子、栗田博之、香田啓貴、齋藤亜矢、坂巻哲也、座馬耕一郎、島田将喜、清水慶子、下岡ゆき子、白井啓、杉浦秀樹、鈴木滋、David Sprague、高畑由起夫、竹ノ下祐二、田中洋之、田中正之、辻大和、中川尚史、中道正之、中村紳一郎、中村美知夫、橋本千絵、半谷吾郎、平松千尋、福守朗、藤田志歩、保坂和彦、松田一希、丸橋珠樹、三上章允、村山美穂、室山泰之、森光由樹、山越言、山梨裕美、好廣眞一
第10回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第31回日本霊長類学会大会(京都)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 松平一成(チュラロンコーン大、東京大・理)
「シロテテナガザルのオス間血縁ネットワークと分散様式」
共同研究者:石田貴文(東京大・理)、Suchinda Malaivijintnond(チュラロンコーン大、タイ国立霊長類研究所)、Ulrich H. Reichard(南イリノイ大カーボンデール校)
【 優秀口頭発表賞 】
■ 東島沙弥佳(京大・院理・動物発生)
「ミッシングリンクの尻尾を掴む?!:尾の短縮過程解明に挑む形態学的ならびに発生生物学的アプローチ」
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 本郷峻(京都大・理)
「カメラトラップを用いたマンドリルの繁殖季節性とオスの集団流入パターンの解明」
共同研究者:中島啓裕(日本大・生物資源科学)、エチエンヌ-フランソワ アコモ-オクエ(京都大・理、ガボン熱帯生態研究所)、フレッド-ロイック ミンドンガ-ンゲレ(マスク大・生物)
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 花塚優貴(中央大学人文科学研究所)
「オランウータンは遅延提示される自己像を認識できるか」
共同研究者:清水美香(東京都多摩動物公園)、高岡英正(東京都多摩動物公園)、緑川晶(中央大学文学部)
発表・審査状況
エントリー:36件(口頭18件、ポスター18件)
審査員:49名(各発表4名)
審査項目:6項目×5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
井上英治、五百部裕、今井啓雄、大西賢治、岡本暁子、岡本宗裕、小川秀司、金森朝子、河村正二、川本芳、國松豊、栗田博之、郷康広、香田啓貴、座馬耕一郎、島田将喜、清水慶子、杉浦秀樹、鈴木滋、高野智、高畑由起夫、竹ノ下祐二、竹元博幸、田中正之、辻大和、中川尚史、中道正之、中村紳一郎、中村美知夫、西村剛、服部裕子、濱田譲、林美里、半谷吾郎、平井啓久、平崎鋭矢、平田聡、藤田和生、藤田志歩、藤野健、保坂和彦、松田一希、丸橋珠樹、明和政子、村山美穂、森村成樹、山越言、山田一憲、山本真也
第9回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第30回日本霊長類学会大会(大阪)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 森本直記(京都大学大学院・理学研究科)
「Pan属における大腿骨の比較形態発生」
共同研究者:Marcia S Ponce de Leon(チューリッヒ大・理)、Christoph PE Zollikofer(チューリッヒ大・理)
【優秀口頭発表賞】
■ 早川卓志(京都大学・霊長類研究所/日本学術振興会)
「非侵襲糞サンプリングに基づくギニア・ボッソウの野生チンパンジーの全遺伝子配列解析」
共同研究者:岸田拓士(京都大学・野生動物センター)、郷康広(自然科学研究機構・新分野創成センター)、川口恵里(京都大学大学院・理学研究科)、会津智幸(国立遺伝学研究所)、石崎比奈子(国立遺伝学研究所)、豊田敦(国立遺伝学研究所)、藤山秋佐夫(国立遺伝学研究所)、松沢哲郎(京都大学・霊長類研究所)、阿形清和(京都大学大学院・理学研究科)
【最優秀ポスター発表賞】
■ 小野英理(東京大学大学院・理学系研究科)
「真皮血管動態は近縁マカクに見られる性皮紅潮の種差に寄与する」
共同研究者:鈴木樹里(京都大学・霊長類研究所)、石田貴文(東京大学大学院・理学系研究科)
【優秀ポスター発表賞】
■ 川添達朗(京都大学大学院・理学研究科)
「ニホンザルのオスにおける連合の形成パターン」
発表・審査状況
エントリー:27件(口頭14件、ポスター13件)
審査員:40名(各発表4名)
審査項目:6項目×5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
荒川高光、井上英治、五百部裕、大井徹、小川秀司、岡田守彦、岡本暁子、河村正二、川本芳、菊池泰弘、久世濃子、國松豊、香田啓貴、郷康広、古賀章彦、座馬耕一郎、下岡ゆき子、杉浦秀樹、鈴木滋、関谷伸一、高野智、竹ノ下祐二、田中正之、辻大和、中川尚史、中務真人、中道正之、中村美知夫、橋本千絵、濱田穣、平井啓久、平崎鋭矢、藤田志歩、藤野健、保坂和彦、丸橋珠樹、森光由樹、矢野航、山越言、山田一憲
第8回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第29回日本霊長類学会・日本哺乳類学会2013年度合同会大会(岡山)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 大谷洋介(京都大学・霊長類研究所)
「ニホンザルのオスは集団からの一時離脱を繰り返し、集団形成コストを補償する」
共同研究者:澤田晶子、半谷吾郎(京都大学・霊長類研究所) 【優秀口頭発表賞】
■ 早川卓志(京都大学・霊長類研究所/日本学術振興会)
「野生チンパンジーにおける苦味受容体遺伝子の地域差と生態適応」
共同研究者:井上英治(京都大学・大学院理学研究科)、Koops K(University of Cambridge)、大東 肇(福井県立大学・生物資源学部)、松沢哲郎、今井啓雄(京都大学・霊長類研究所)
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 栗原洋介(京都大学・霊長類研究所)
「屋久島海岸域に生息するニホンザルにおける採食行動の群間比較」
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 石井奈穂美(日本獣医生命科学大学)
「北限に生息する野生ニホンザルにおけるシラミ卵の膠着状況:性・年齢に応じた地域差および部位差の検討」
共同研究者:加藤卓也、名切幸枝、羽山伸一、梶ヶ谷博(日本獣医生命科学大学)
発表・審査状況
エントリー:45件(口頭20件、ポスター25件)
審査員:46名(各発表4名)
審査項目:6項目x5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
井上英治、江木直子、大井徹、大西賢治、海部陽介、加賀谷美幸、河村正二、川本芳、久世濃子、栗田博之、香田啓貴、河野礼子、古賀章彦、座馬耕一郎、清水慶子、下岡ゆき子、杉浦秀樹、鈴木滋、Sprague David、高井正成、 野智、武田庄平、竹ノ下祐二、田代靖子、田中正之、田中洋之、鍔本武久、友永雅己、中川尚史、中島啓裕、中道正之、中村美知夫、西村剛、服部裕子、濱田穣、半谷吾郎、平井啓久、藤田志歩、藤野健、丸橋珠樹、村山美穂、室山泰之、森光由樹、森村成樹、山越言、山田一憲
第7回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第28回日本霊長類学会大会(名古屋)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 植田想(京都大学・霊長類研究所)
「チンパンジーにおける「盲視」」
共同研究者:兼子峰明(京都大学・霊長類研究所)、友永雅己福永恭啓(京都大学・霊長類研究所)
【 優秀口頭発表賞 】
■ 早川卓志(京都大学・霊長類研究所)
「霊長類味覚受容体レパートリーの進化史」
共同研究者:鈴木南美、松井淳、今井啓雄、平井啓久、郷康広(京都大学・霊長類研究所)
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 澤田晶子(京都大学・霊長類研究所)
「ニホンザルは毒キノコを忌避しているのか:キノコの属性と採食行動パターン」
共同研究者:佐藤博俊(森林総合研究所)、井上英治(京都大学・大学院理学研究科)、大谷洋介、半谷吾郎(京都大学・霊長類研究所)
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 坪川桂子(京都大学・大学院理学研究科)
「他個体の存在に対する野生ニシローランドゴリラ単独オスの応答」
発表・審査状況
エントリー:37件(口頭21件、ポスター16件)
審査員:65名(各発表4名)
審査項目:6項目x5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
伊谷原一、井上英治、今井啓雄、大石元治、大西賢治、岡本暁子、小川秀司、長田直樹、海部陽介、河村正二、川本芳、菊池泰弘、木村賛、久世濃子、国松豊、郷康広、河野礼子、古賀彰彦、座馬耕一郎、島田将喜、嶋田誠、清水慶子、下岡ゆき子、杉浦秀樹、杉山幸丸、鈴木滋、高井正成、高野智、高畑由起夫、竹ノ下祐二、田代靖子、田中正之、田中洋之、辻大和、鍔本武久、友永雅己、中川尚史、中野良彦、中道正之、中村美知夫、西村剛、西邨顕達、橋本千絵、濱田穣、平井啓久、平先鋭矢、平松千尋、藤田志歩、藤野健、古市剛史、保坂和彦、松阪崇久、松田一希、松村秋芳、丸橋珠樹、水野友有、三谷雅純、明和政子、村山美穂、室山泰之、森光由樹、山極寿一、山越言、山田一憲
第6回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第27回日本霊長類学会大会(犬山)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 東島沙弥佳(京都大学・理学研究科)
「狭鼻猿における仙尾部骨格形態からの尾長推定」
【 優秀口頭発表賞 】
■ 大谷洋介(京都大学・霊長類研究所)
「ニホンザル集団オスの一時的な離脱行動;採食、繁殖戦略の観点から」
共同研究者:澤田晶子(京都大学・霊長類研究所)、福永恭啓(滋賀県立大学)、半谷吾郎(京都大学・霊長類研究所
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 松平一成(東京大学・理学研究科)
「テナガザル汎用マイクロサテライトマーカーの探索」
共同研究者:石田貴文(東京大学・理学研究科)
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 佐藤宏樹(京都大学・アジア・アフリカ地域研究研究科)
「マダガスカル熱帯林における植物-霊長類間の強い散実共生関係」
■ 山田彩(近畿中国四国農業研究センター)
「追い払い頻度が異なる集落間におけるニホンザルの警戒度の差異」
発表・審査状況
エントリー:33件(口頭18件、ポスター15件)
審査員:39名(各発表4名)
審査項目:6項目x5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
足立幾磨、井上英治、井上-村山美穂、五百部裕、太田博樹、岡田守彦、岡本暁子、小川秀司、川村正二、川本芳、栗田博之、古賀章彦、斉藤慈子、下岡ゆき子、杉浦秀樹、鈴木滋、高畑由起夫、竹下秀子、竹ノ下祐二、田中正之、デビッド・スプレイグ、友永雅己、中川尚史、中野良彦、中道正之、中村美知夫、濱田穣、林美里、半谷吾郎、平井啓久、平崎鋭矢、藤田志歩、松本晶子、丸橋珠樹、三谷雅純、明和政子、室山泰之、山極寿一、山越言
※ 2010年度の日本霊長類学会大会は国際霊長類学会大会との合同大会だったため、発表賞は実施されませんでした。
第5回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第25回日本霊長類学会大会(各務原)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 酒井朋子(京都大学・理学研究科)
「チンパンジーにおける脳の発達過程」
共同研究者:三上章允(中部学院大学・人間福祉学部)、西村剛(京都大学・霊長類研究所)、平井大地(京都大学・霊長類研究所)、濱田譲(京都大学・霊長類研究所)、宮部貴子(京都大学・霊長類研究所)、友永雅己(京都大学・霊長類研究所)、田中正之(京都大学・野生動物研究センター)、松沢哲郎(京都大学・霊長類研究所)
【 優秀口頭発表賞 】
■ 兼子峰明(京都大学・霊長類研究所)
「行為における自己の認識―チンパンジーにおけるセルフエージェンシーの知覚」
共同研究者:友永雅己(京都大学・霊長類研究所)
■ 山田一憲(京都大学・野生動物研究センター)
「ニホンザルの母子の葛藤にみられる生後1年半の発達変化」
共同研究者:中道正之(大阪大学・人間科学研究科)
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 山本真也(東京大学・総合文化研究科)
「チンパンジーにおける道具使用技法の社会学習」
共同研究者:田中正之(京都大学・野生動物研究センター)
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 日暮泰男(大阪大・人間科学)
「ニホンザルのロコモーションにおける肩関節筋の機能」
共同研究者:渡邉翔平(大阪大学・人間科学研究科)、平崎鋭矢(大阪大学・人間科学研究科)、熊倉博雄(大阪大学・人間科学研究科)
発表・審査状況
エントリー:47件(口頭20件、ポスター27件)
審査員:52名(各発表4名)
審査項目:6項目x5段階評価=30点/審査員、合計120点
審査員(五十音順)
石田貴文、伊谷原一、伊藤詞子、井上英治、五百部裕、今井啓雄、大井徹、岡本暁子、小川秀司、河村正二、川本芳、菊池泰弘、国松豊、栗田博之、座馬耕一郎、清水大輔、下岡ゆき子、鈴木滋、鈴木樹里、スプレイグ・デビッド、高井正成、高畑由起夫、武田庄平、竹中晃子、田代靖子、田中正之、友永雅己、中川尚史、中務真人、中野良彦、中道正之、中村美知夫、西村剛、半谷吾郎、平井啓久、平田聡、藤野健、古市剛史、保坂和彦、松沢哲郎、松原幹、丸橋珠樹、三上章允、水野友有、明和政子、宗近功、村山美穂、室山泰之、森光由樹、山極寿一、山越言、渡邊邦夫
第4回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第24回日本霊長類学会大会(東京)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 佐藤宏樹(京都大学・アジア・アフリカ地域研究研究科)
「チャイロキツネザルに選択された果実の特徴:キツネザル散布型果実シンドロームの可能性」
【 優秀口頭発表賞 】
■ 山本真也(京都大学・霊長類研究所)
「チンパンジーの道具渡し場面における他者の要求の理解」
共同研究者:タチアナ・ハムル (京都大学・野生生物研究センター)、田中正之 (京都大学・野生生物研究センター)
【最優秀ポスター発表賞】
■ 山田一憲(大阪大学・人間科学研究科)
「ニホンザルにおける子の運搬の発達変化」
共同研究者:中道正之 (大阪大学・人間科学研究科)
■ 山梨裕美(京都大学・霊長類研究所)
「認知実験中にチンパンジーの受けるストレス:自己指向性行動を指標として」
共同研究者:松沢哲郎(京都大学・霊長類研究所)
【優秀ポスター発表賞】
■ 金森朝子(東京工業大学・生命理工学研究科)
「ボルネオ島ダナムバレーに生息するオランウータンの採食行動の季節変化」
共同研究者:久世濃子(京都大学・理学研究科)、Henry・Bernard(サバ大学・熱帯生物多様)、Peter・T・Malim(サバ州野生生物局)、幸島司郎 (京都大学・野生生物研究センター)
発表・審査状況
エントリー:41件(口頭24件〔うち1件は発表辞退〕、ポスター17件)
審査員:51名(各発表4名)
審査項目:6項目x5段階評価=30点/審査員
審査員(五十音順)
伊谷原一、伊藤詞子、五百部裕、今井啓雄、上野吉一、江木直子、大井徹、岡本暁子、河村正二、川本芳、木村光伸、栗田博之、清水慶子、清水大輔、下岡ゆき子、杉浦秀樹、鈴木滋、スプレイグ・デビッド、高畑由起夫、武田庄平、竹ノ下祐二、田中伊知郎、田中正之、田中洋之、寺尾惠治、友永雅己、中川尚史、中務真人、中野良彦、中道正之、中村美知夫、中村紳一朗、和秀雄、西村剛、長谷川寿一、ハフマン・マイケル、濱田穣、半谷吾郎、平井啓久、藤田志歩、藤野健、保坂和彦、松沢哲郎、松原幹、松本晶子、丸橋珠樹、三上章允、村山美穂、室山泰之、山極寿一、山越言
第3回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第23回日本霊長類学会大会(彦根)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 松本圭史(東京大学・新領域創成科学研究科・先端生命科学専攻)
「クモザル属赤-緑オプシン複対立遺伝子における吸収波長の短波長化とその分子進化過程の解明」
共同研究者:小澤範宏(東京大・新領域),平松千尋(東京大・新領域),河村正二(東京大・新領域)
【 優秀口頭発表賞 】
■ 大西賢治(大阪大学大学院人間科学研究科)
「勝山ニホンザル集団における母ザルの子ザルに対するマターナル・モニタリング行動」
共同研究者:中道正之 (大阪大院・人間科学)
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 松田一希(北海道大学地球環境科学研究科)
「テングザルの採食行動と遊動」
共同研究者:Augustine Tuuga (Sabah Wildlife Dep), 東正剛 (北大・地球環境科学研究院)
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 松井淳(統計数理研究所・予測発見戦略研究センター・ゲノム解析グループ)
「霊長類の糞を試料としたミトコンドリアDNA全塩基配列決定」
共同研究者:Felix Rakotondraparany (University of Antananarivo), 長谷川政美(復旦大学), 宝来聰
発表・審査状況
エントリー:47件(口頭20件、ポスター27件)
審査員:43名(各発表3名)
審査項目:6項目x5段階評価=30点/審査員
審査員(五十音順)
板倉昭二、伊谷原一、五百部裕、遠藤秀紀、大井徹、川本芳、熊倉博雄、黒田末寿、清水慶子、杉山幸丸、鈴木滋、高井正成、高畑由起夫、竹下秀子、武田庄平、竹中晃子、竹ノ下祐二、竹元博幸、田中伊知郎、寺尾恵治、友永雅巳、中川尚史、中務真人、中野良彦、中道正之、中村美知夫、西村剛、長谷川寿一、浜田穣、平井啓久、藤田和生、藤田志歩、古市剛史、松沢哲郎、松林清明、松原幹、丸橋珠樹、明和政子、村山美穂、室山泰之、山極寿一、山越言、吉川泰弘
第2回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第22回日本霊長類学会大会(大阪)
【 最優秀口頭発表賞 】
■ 山田一憲(大阪大学大学院人間科学研究科、日本学術振興会)
「ニホンザル青年期の母娘関係に見られる多様性」
【 優秀口頭発表賞 】
■ 大西賢治(大阪大学大学院人間科学研究科)
「一方的に毛づくろいを受ける低順位ニホンザルメスの事例研究」
【 最優秀ポスター発表賞 】
■ 赤座久明(富山県立雄峰高等学校)
「北アルプス周辺におけるニホンザルのミトコンドリアDNA変異」
【 優秀ポスター発表賞 】
■ 林美里(京都大学霊長類研究所、日本学術振興会)
「野生チンパンジーのナッツ割り行動にみる認知発達」
本学会における若手研究者の発表を活性化すること、より活発な研究活動を奨励すること、そして本学会のさらなる発展を促進することを目的として、大阪大会において第2回日本霊長類学会優秀発表賞の選考を行ないました。
審査は3名以上の審査員によって厳正かつ公平におこなわれ、採点結果を、日本霊長類学会優秀発表賞実行委員会が集計しました。その結果、以下の方々の受賞が決定しましたので、ここに発表します。なお、受賞者には表彰状ならびに副賞が授与されました。
日本霊長類学会 会長 山極 寿一
第1回日本霊長類学会優秀発表賞
於 第21回日本霊長類学会大会(倉敷)
日本霊長類学会では、2005年に倉敷で開催されました第21回大会より学会発表における「優秀発表賞」を設けました。本賞の目的は、本学会における発表を活性化すること、より活発な研究活動を奨励すること、そして本学会のさらなる発展を刺激することにあります。第21回大会における「第1回日本霊長類学会優秀発表賞」の受賞者は以下の通りです。
【 口頭発表部門 】
■ 林美里(京都大学霊長類研究所)
「チンパンジーの積木つみにみる物理的理解」
■ 中山一大(東京大学21世紀 COE プログラム・心とことば-進化認知科学的展開)
「セルフリー翻訳系を用いたセミノジェリン1タンパク質のin vitro合成」
【 ポスター発表部門 】
■ 早川祥子(京都大学霊長類研究所・生態機構)
「ヤクシマザルの血縁度」
■ 藤田志歩((独)医薬基盤研・霊長類センター)
「PCRによる糞便内ウェルシュ菌(Clostridiumperfringens)の検出:チンパンジー野生ニ集団の比較」