米国デューク大学のハーバリウムの閉鎖に対する再考に関する署名活動
自然史学会連合より、以下のお知らせがありました。
アメリカ・デューク大学のハーバリウムが閉鎖の危機に瀕しています。
閉鎖が決定された背景は、人件費と施設の修繕・維持費の資金難によるものとされています。
詳しくは以下および
サイエンス記事をご覧ください。
アメリカ合衆国デューク大学のハーバリウムの閉鎖計画について、再考を促す署名活動が現在実施されております。
署名ページ:
https://chng.it/wgtKnLyc
全米でもトップクラスの大学が資金難を理由にハーバリウムの閉鎖を行うと、資金が潤沢ではない世界中のハーバリウムへと影響の波及が懸念されます。
決定事項を覆すのは難しい面もありますが、署名活動等によってハーバリウムの重要性を世界で共有し、社会に訴えることは極めて重要なことだと思います。
デューク大学のハーバリウムは、1932年に設立され、維管束植物、コケ植物、藻類、地衣類、担子菌類などの82万点以上の標本(2000点以上のタイプ標本を含む)を有しています。
https://sweetgum.nybg.org/science/ih/herbarium-details/?irn=124433
ハーバリウム閉鎖が国際的な流れにならないようにするためにも、オンライン署名へのご協力を何ぞとよろしくお願いいたします。