富津市立図書館への霊長類学関係の著書の寄贈について(2023/4/27 掲載)
房総半島では、外来種であるアカゲザルとの交雑によりニホンザル地域個体群の絶滅が危惧されています。千葉県富津市にある高宕山自然動物園は、アカゲザルからニホンザルを隔離し保護するための域外保全施設としての重要な役割を担っていると、日本霊長類学会は考えています。私たちは、富津市や高宕山自然動物園と連携しながら、施設や飼育個体の管理に関する助言や観察会の開催などを行ってきました。
このたび2023年4月1日に富津市立図書館が開館しました。この新しい図書館に『霊長類研究』や会員の著書を寄贈することで、かけがえのない房総のニホンザルやサルの研究について富津市民の皆さんに知っていただく機会を広げたいと考えています。
つきましては、会員ご自身が執筆あるいは編集された書籍の寄贈を募ります。寄贈図書は富津市立図書館、各公民館図書館または移動図書館車に配架されます。図書館の既存書籍については富津市立図書館ホームページからご確認いただけます。
https://lib-futtsu.jp/
図書の寄贈は、2023年7月に兵庫県民会館で開催される第39回日本霊長類学会大会会場にて受け付けます。7月8日(土)~9日(日)に大会受付まで直接お持ちください。郵送での受付は対応できかねますのでご了承ください。
ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。