国際学術研究助成(2021年度助成)の追加公募のお知らせ(2022/3/10 締切)
この度、国際学術研究助成(2021年度助成)の追加公募を実施いたします。
本学会は、霊長類研究の振興を目的として、国際学術研究助成制度を設けています。この制度は、国際的な研究活動および国際会議等での研究発表に対して助成をおこなうものです。2021年度の助成の公募はすでに終了し、受賞者と助成額を決定いたしました。しかし、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が続く中、受賞者の所属機関の厳格な対応により、海外渡航がかなわず、計画の変更を余儀なくされました。理事会は、これまで我々が経験したことのない今般の事情を考慮して、特例的に国際会議でのオンライン形式による研究発表を認め、助成額を3万円に変更いたしました。
本助成対象は、海外渡航をともなう研究活動や研究発表としてきました。しかし、会員の中にも、海外渡航を制限されている方も多いかと思います。また、このような状況の中、国際会議はオンライン形式で実施されるものが多くなっています。理事会は、先の特例的な決定と並行して、本助成制度での対応を検討してまいりました。審議の結果、海外渡航をともなう計画への助成を基本としつつも、状況によってはオンライン形式の参加についても助成対象とすることとし、2021年12月27日に
国際学術研究助成規程ならびに細則を改正し、即日施行いたしました。
このような助成額の変更と規程等の改正を受けて、理事会は、国際学術研究助成の追加公募を実施することといたしました。この追加公募では、
2022年1月7日から2022年10月31日まで の間に実施する、日本国外で開催される
国際会議でのオンライン形式による研究発表 を対象とします。ただし、応募の締め切りは2022年3月10日で、2022年3月31日までに助成を決定します(応募は当該国際会議終了後でも可とします)。今回の追加公募分の助成総額は、会員の皆さまからの研究奨励寄付金(13万円)も活用させていただき30万円とします。
記
1.国際学術研究助成対象者は、当該年度6月1日(学会会計年度開始、2021年6月1日)時点で、本会正会員であり、かつ以下のa~bのいずれかに該当する者から選考します。
(a)学生・大学院生・研修員・ポスドク等、研究機関に所属しながら、研究職として年額100万円以上の給与を受けていない者。
(b)飼育技術員等、研究以外の本務に従事している者。
2.
国際学術研究助成規程 ならびに
国際学術研究助成細則 については、本会HPをご参照下さい。申請フォームを本会HPの「
各種申請書」よりダウンロードし必要事項を記入した上でPDF化し、メールに添付して送付してください。ただし、今回の追加公募では、申請フォームにある
推薦者情報、推薦書は必要としません。
3.助成額は、助成対象者の人数、国際会議の参加費、為替レート動向などを勘案して採択時に決定することといたします。
4.審査結果は2022年3月31日(木)までに応募者に通知するとともに、2022年度大会会員総会にて表彰いたします。
5.締切は 2022年3月10日(木)必着です。(応募は当該国際会議終了後でも可とします。)
以上
問い合わせ先・書類の送付先
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-15 6階
(株)クバプロ内 一般社団法人日本霊長類学会
e-mail: psj-secretariat★kuba.jp(★を@に変更してください)
日本霊長類学会 庶務担当理事 西村剛