日本霊長類学会

一般社団法人日本霊長類学会 保全・福祉活動助成規程

第一章 目的・事業

第1条 保全・福祉活動助成
一般社団法人日本霊長類学会は霊長類を対象とした保全と動物福祉の振興を目的として、保全・福祉活動助成(以下、本助成)をおこなう。
2 本助成は、一般会計の保全・福祉活動寄附金を主な財源とした予算により運営する。

第2条 助成の対象
本助成は、保全もしくは動物福祉にかかわる調査研究および活動に対しておこなう。
2 本助成の対象者は、本会正会員個人あるいは正会員を代表者とするグループとする。

第3条 公募の実施および助成総額
本助成の公募の実施および助成総額は、理事会の議を経て決定する。ただし、緊急性の高い課題については、公募によらず随時審議し、採択の場合は申請された計画期間に間に合うように速やかに助成金を交付する。

第4条 助成額
助成額は、理事会の議を経て決定する。

第二章 応募および選考

第5条 応募
本助成に応募する者は、所定の申請書を担当理事に提出することとする。応募の方法は別に定める。

第6条 選考
選考は保全・福祉委員会がおこない、助成候補者を会長に推挙する。
2 会長は保全・福祉委員会の推薦に基づき、理事会の議を経て助成対象者を決定する。
3 理事会は、選考の結果を代議員会に報告する。

第三章 活動終了後の報告

第7条 報告
本助成を受けた者は、本助成による活動終了後1カ月以内に、担当理事に1800字程度の報告書を提出する。この報告は、1年以内に『霊長類研究』誌上に掲載するものとし、原稿のスタイル等は『霊長類研究』の投稿規程に従う。

第8条 本助成に関する記載
本助成による成果等を印刷公表する場合は、その旨を記載することとする。

第四章 附則

第9条 受領歴の継承
本会設立以前の任意団体日本霊長類学会における保全・福祉活動助成の受領歴は、本会における本助成の受領歴とみなす。

第10条 規程の改廃
本規程は、理事会の決議によって変更することができる。
2 本規程は、代議員会の決議によって廃止することができる。

第11条 規程の施行
本規程は、2020年7月18日に制定し、即日施行する。
2 本規程は、2022年11月17日に改正し、即日施行する。

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