日本霊長類学会

一般社団法人日本霊長類学会 霊長類研究(Primate Research)投稿規程
(2020年7月18日~2020年10月31日)


第1条 投稿資格
投稿は原則として本会会員に限る(著者が複数の場合は、少なくとも筆頭著者が会員であること)。

第2条 倫理規定
投稿原稿は、一般社団法人日本霊長類学会の規定した「飼育下にある霊長類の管理と実験使用に関する基本原則」(『霊長類研究』29 巻2 号に掲載)を遵守した研究でなければならない。
2 所属機関の倫理審査が必要な研究については、適切に審査され、許可を受けていなければならない。
3 上記の点について疑義がある原稿は受理されない。

第3条 原稿の内容と種別
本誌は霊長類学のあらゆる領域に関わる原稿を受け付ける。
2 投稿原稿は1)原著、2)短報、3)資料、4)調査・技術報告、5)総説、6)意見、7)情報・話題(翻訳を含む)、8)書評とする。なお、この他に編集理事・編集委員企画による講座等があり、会員の企画も受け付ける。短報の原稿枚数の上限は7印刷ページとする。
3 原稿は原則として和文のみとするが、短報のみ英文も可とする。ただし、筆頭著者が外国人である場合には、編集委員会で検討の上、短報以外の英文原稿を受け付けることがある。

第4条 原稿の採否
すべての投稿原稿は査読に付される。採否は編集委員会に諮り編集長が決定する。
2 改稿を求められた日より1 年を超えて改稿論文の提出がない場合には、原則として、当該の論文が取り下げられたものとみなす。

第5条 投稿方法
投稿票(投稿票ファイルは日本霊長類学会ホームページよりダウンロード可能)に、必要事項の記入とチェックシートの確認を行い、原稿と一緒に送付する。
2 原稿は、原則として本文・表・図の説明・図をまとめて1つのファイル(DOC またはDOCX)とし、e-mail の添付ファイルとして投稿する。図についてはPPTまたはPPTXなどの別ファイルにまとめてもよい。なお、投稿時の図表の画質は採択後の最終原稿と同質である必要はなく、ファイルサイズの増大を防ぐため圧縮、縮小したものでよい。
3 PDF 化が可能な場合には、PDFファイルも一緒に送付する。
4 投稿原稿は全体で5MB以下にする。
5 翻訳論文においては原文の翻訳について、それ以外の原稿においても著者以外が作成した図等の転載について、著者の責任において投稿前に著作権者の許可を受け、許可を受けたことを示す書類等のコピーを提出する。

第6条 原稿のスタイル
専門分野の異なる読者にも理解できるように原稿は平易な文章で記載する。
2 原稿の本文、及び図の説明は、ワードプロセッサー(原則としてMicrosoft Word)を使用し、A4 用紙に横書きで24 字×49 行、左右に各60mm 程度の余白をとって作成する。句読点は「。」「,」を用いる。初出の生物種には学名(イタリック)をつける。欧文・欧語は半角で打つ。また、各ページにはページ番号、ならびに通し番号で行番号を付す。
3 原稿の最初のページに、表題、著者名、所属、e-mail アドレスを記入する。
4 原稿種別1)~5) には300語以内のSummary(英文、原稿が英文の場合は800字以内の和文)と数語のキーワード(英単語)を付す。
5 その他の執筆上の詳細は通常の様式に従う。

第7条 図表
図及び表は1点ずつ別ページに作成する。図表の挿入箇所は、本文中に専用の行を設けて記す。

第8条 引用文献
本文中の文献引用は著者姓(西暦年号)で示し、引用文献は著者姓のABC順に下記の例示に従って稿末に一括記載する。
飛騨光子, 犬山太郎 1986: ニホンザルの妊娠と骨盤幅について. 霊長類研究2:33-41. Ibigawa Y 1987: Evolution of primate social structure. J Prim Evol 3: 421-433.
Inuyama T 1987: Introduction to Primatology. Reiken Shuppan, Nagoya.
長良登, 東海道子 1989: ニホンザルの性行動. 中島潔編「性と生殖」清流出版, 京都, pp. 25-43.
大阪一郎 1990: 類人猿. 梅田出版, 大阪.
Sarusawa KL, Inuyama T, Kiso M 1988: Behavior and epidemiology of Japanese monkeys. In Torikawa Y (ed): Primate Pathology, Sarushika Shoten, Tokyo, pp. 211-259.

第9条 電子補助資料
アニメーションや動画、音声など印刷不可能な情報、印刷可能ではあるが印刷費やページ数の関係で掲載できなかった大量の生データ、表、図、および高解像度写真などが、電子補助資料として本誌の電子版において1 原稿当たり最大5 点まで公表可能である。
2 電子補助資料は、原稿投稿時に、一般的な形式(QuickTime、avi、mpeg、animated GIF、JPEG、TIFF、PDF など)で作成されたファイルとして、編集長に送付する。ただし、ファイルの総容量が5MB 以上となる場合にはe-mail の添付ファイル以外の方法で送付する(CD-R など記録メディアの送付、大容量ファイル転送サービスの利用など)。
3 電子補助資料は一般の図と同様、原稿本文中の参照順に連続した番号(電子補助資料1、電子補助資料2、・・・)をつけ、原稿本文中にて参照箇所を明示するとともに、一般の図の説明のあとに電子補助資料の説明を列記する。電子補助資料の説明は、本文等を引用せずに内容が理解できるものとする。

第10条 校正
著者校正は初校のみとする。

第11条 別刷
別刷については、実費、著者負担とし、著者校正時に申し込む。

第12条 著作権
著作物の著作権は本誌に採用された時点から日本霊長類学会に帰属する。著者本人を除き本学会の許可なくして複製することはできない。
2 本誌に掲載される著作物の全文または一部を電子化し、インターネット上で公開することがある。

第13条 『霊長類研究』特集号
『霊長類研究』特集号の発刊を希望する本会会員は、発刊1年前までに、企画責任者、題目、内容、予定執筆者を、編集担当理事に提案することができる。
2 発刊の経費は企画責任者の負担とし、経費の出所を編集担当理事に明示しなければならない。
3 上記の提案を編集委員会で検討した後、理事会の承認を経て、特集号の編集を開始する。
4 特集号の編集・査読は、通常号の編集・査読に準じて行う。

第14条 『霊長類研究』増補版
年次大会の発表抄録を収録するために、『霊長類研究』増補版を発行することができる。
2 経費は原則として年次大会の参加費および年次大会に関する補助金等の中から支出する。
3 増補版の体裁は、通常号のものに統一する。ただし、ページは通常号と別のものにする。

第15条 規程の改廃
本規程は、編集委員会の審議を経て、理事会の議決によって変更することができる。
2 本規程は、代議員会の議決によって廃止することができる。

第16条 規程の施行
本規程は、2020年7月18日に制定し、即日施行する。

※ 本規程は2020年10月15日に改定されました。現在の規程は こちら をご覧ください。

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