日本霊長類学会

2020年度第36回霊長類学会大会について(2020/9/1 掲載)


12月4~6日の日程で開催を予定している、第36回大会について、以下の通りご報告いたします。


 ・オンライン大会開催の早期決定

7月に開催された総会では、中川会長より、10月1日迄に開催の有無と方法を代議員会の意見を参考にして決定すると報告しておりました。しかし、その後の感染拡大の状況を考慮して、10月1日を待たず、現時点で今年度大会のオンライン大会開催を決定することが代議員の投票により決定しました。これまで対面開催の実現に向けて、大会実行委員会と理事会、そしてオンライン大会開催の方法を検討するワーキンググループで協議と準備を進めてきました。直接顔を見ながら話をすることができる通常の対面開催の役割は、オンライン大会開催に全て取って代わることができないため、オンライン大会開催に否定的な意見もありました。一方で、感染すること/感染させることに不安があるという意見、万が一感染クラスターが発生してしまったときの各会員の生活への影響や学会の社会的責任についての意見など、さまざまな議論がありました。最終的には、全国各地の会員だれもが安心して研究発表ができる機会を準備したいという点を重視し、オンライン大会開催を計画よりも早く決定するということで意見がまとまり、代議員の賛成多数を頂きました。


 ・大会参加申し込み開始の延期

早期のオンライン大会開催決定を受けて、実行委員会と理事会では現在、オンライン大会開催をするためのプラットフォームの選定、参加費の再考、発表賞の有無などを議論しています。そのため、予定では9月1日に大会参加申し込みを開始する予定でしたが、その開始日を延期いたします。なるべく早急に、9月の臨時配信というかたちで、会員の皆様に申し込み開始の連絡をさせて頂く予定です。

上述のとおり、9月の臨時配信により、なるべく早くオンライン大会開催の詳細を会員の皆様にお伝えしていく予定です。度重なる変更により、会員の皆様にはご迷惑とご心配をおかけしていることと思いますが、今しばらくお時間を頂ければと思います。

 はじめてのオンライン大会で、手探りで準備をすすめています。至らない点もあると思いますが、参加者の皆様に「よかった」と思っていただける大会になるよう、最大限の努力をいたしますので、ご理解とご協力をお願いします。


大会の詳細につきましては以下をご覧ください。
https://sites.google.com/view/psj36chubu/

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